Modis × 絵本
CASE.3
カタい組織論と、
やわらかい絵本のコラボ
CASE.3 Modis × 絵本
エンジニア派遣業を主軸とするModis様では、コンサルティング力と技術力を備えたエンジニアによる問題解決サービス「バリューチェーン・イノベーター(VI)」が大きな特徴です。
その「VI」の本質を組織全体へより浸透させるために、組織内で自然発生的に起きていたさまざまな事象を総合すると、「ティール組織※」という存在に行きつきました。
この一見すると複雑な組織論を、より分かりやすく表現するための手段として「絵本」をご提案。オリジナルのストーリーとビジュアルで、視覚的な情報をのせてティール組織への理解促進をはかりました。完成した絵本は役職・部署に関わらず、多くの社員へ配布。英訳版も制作し、『ティール組織』の提唱者であるフレデリック・ラルー氏に贈呈しました。
「難しいことを、分かりやすく伝える」ことの重要性はさまざまな場面で説かれますが、『絵本』の持つ伝達力は、ビジネスのシーンでも非常に有用です。
絵本を監修いただいた、東京工業大学特任准教授、嘉村賢州氏からは、「絵本というのは余白があるから面白い。余白があるから、読者一人ひとりと、あたらしい物語を作ることができる」と巻頭メッセージをいただきました。
※ティール組織とは
組織を「ひとつの生命体」とみなし、目的実現に向けてメンバー全員が自発的に協働する組織づくり
- 制作内容:
- B5変形判・64ページ
お客さまの声
社員から様々な意見が寄せられ、期待通りの結果でした
Modis株式会社 馬場 秀樹 様
ティール組織の考え方について書かれた著名な書籍はどれもページ数が膨大で、全社員に読んでもらうにはハードルの高い本ばかりでした。
そのときに思いついたのが絵本というフォーマットです。物語形式なので非常に読みやすく、大人だけでなく子供も楽しんで読めるため、未来に向けた学びの教材にもなるのではないかと考えました。
社内に配布したあと、ティール組織について社員から様々な意見が多数寄せられました。こうした議論が起きたこと自体、われわれの期待通りの結果だったと思っています。